
2026年に「重視して過ごす」イベント、1位は「正月/大晦日」
まず、2026年の季節イベントをどのようなスタンスで迎える予定か尋ねたところ、「一大イベントとして重視して過ごす」と回答した人が最も多かったのは、「正月(初詣含む)/大晦日」(18.2%)でした。次いで「誕生日」(15.5%)、「クリスマス」(12.2%)が続きます。

この結果を年代別に見ると、「母の日/父の日」を除くほぼすべてのイベントで、20代が「一大イベントとして重視して過ごす」と回答した割合が最も高いことが分かりました。例えば、お正月は20代の22.5%が重視すると回答しており、他の年代よりも高い傾向にあります。

「キャンセル界隈」という言葉は広まっていますが、Z世代がイベント離れしているわけではないようです。むしろ、積極的にイベントを楽しもうとする姿勢が見受けられます。
イベントは誰と過ごしたい?20代は「自分一人」が最も少ない
季節イベントを誰と一緒に過ごしたいかという質問では、全体の傾向として「正月(初詣含む)/大晦日」や「母の日/父の日」は家族と過ごしたい人が多く、「バレンタインデー/ホワイトデー」「クリスマス」「誕生日」は恋人・パートナーと過ごしたいイベントの上位に挙がりました。

年代別に見ると、20代は「正月(初詣含む)/大晦日」を除き、「自分一人」で過ごしたいと回答した割合が他の年代に比べて最も少なかったです。特に「バレンタインデー/ホワイトデー」では、20代の31.7%が恋人・パートナーと、11.3%が友人と過ごしたいと回答しており、他の年代よりも友人との繋がりを重視する傾向が見られます。

効率性や費用対効果を重視すると言われるZ世代ですが、イベントを「大切な誰かとつながるための特別な機会」と捉え、「リアルな体験」や「人との繋がり」に高い価値を見出しているのかもしれませんね。
20代は季節イベントを「キャンセルしたい」と思ったことはない人が約半数!
もし季節イベントを「避けたい」「面倒くさい」「キャンセルしたい」と感じる瞬間があるとしたら、その理由は何でしょうか。
全体で最も多かったのは「混雑や人混みが苦手だから」(56.0%)でした。次いで「金銭的なコストがかかるから(コスパが悪い)」(45.5%)、「そもそもイベント自体に魅力を感じない」(29.5%)などが続きます。
しかし、20代では「『避けたい』『面倒くさい』『キャンセルしたい』と思ったことはない」と回答した割合が47.9%と、全年代の中で最も高かったのです。

SNSでの繋がりが日常的な世代だからこそ、季節イベントのような対面の場は、友人やパートナーと「直接会うための明確なきっかけ」として、むしろ大切にされているのかもしれません。
一方で、20代からは「準備や人付き合いに時間がとられるから(タイパが悪い)」(25.3%)や「SNS映えなどを気にするのが疲れるから(SNS疲れ)」(16.6%)といった理由も、他の年代より高い割合で挙がっています。イベント自体は楽しみたいけれど、それに伴う負担には敏感な一面もあるようです。
コスパやタイパが悪い?イベントごとの「キャンセルしたい理由」
さらに、イベントをキャンセルしたい理由をイベントごとに詳しく見てみましょう。

「金銭的なコストがかかるから(コスパが悪い)」という理由が最も多かったのは「バレンタインデー/ホワイトデー」(34.8%)と「クリスマス」(36.0%)でした。恋愛関係のイベントは、やはりお金がかかるという意識が強いようです。
実際の声も見てみましょう。
【バレンタインデー/ホワイトデー】
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「自分には無関係なので関わりたくないから」(25歳・男性)
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「お金目的に始めた行事には参加しない」(24歳・女性)
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「現在相手がいないから」(26歳・女性)
【お花見】
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「人混みが苦手で出店の値段も高いので行かない」(20歳・女性)
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「人混みが嫌な上に花粉症なので外に長時間出るのが地獄」(21歳・女性)
【ハロウィン】
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「興味がないから」(23歳・女性)
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「お金がかかる」(25歳・女性)
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「治安が悪くなるから」(26歳・女性)
【クリスマス】
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「プレゼント代がかかるから」(20歳・男性)
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「人が多い」(26歳・女性)
金銭的な負担や準備の手間、人混み、SNSでの見え方など、イベントを「キャンセルしたい」と感じる理由は人それぞれです。合理性や効率を重視する現代では、そうした判断も自然なことと言えるでしょう。
まとめ
「キャンセル界隈」という言葉が広がる現代においても、20代の多くが季節のイベントを通じて「誰かと過ごす時間」を求めていることが分かりました。特にバレンタインやクリスマスといったイベントは、依然として多くの未婚男女にとって、恋人やパートナーとの繋がりを深める重要なマイルストーンとなっています。
一人で過ごす気楽さも尊重される時代ですが、季節の行事をきっかけに誰かを想い、行動する。そんなささやかな「縁」や「つながり」が、2026年も多くの人にとって豊かな日常を形作る一助となることを願っています。
